シングルハンドウォッチブランドMeisterSingerが、新たに本物のアベンチュリン天然石をダイヤルに使用した新シリーズ「Pangaea Aventurine」を発表。ひとつひとつ異なる個性を持つこの貴重な素材は、職人技によって丁寧に仕上げられ、時計ごとに唯一無二の表情を見せます。

天然アベンチュリンが生み出す唯一無二の個性

「Pangaea Aventurine」は、天然アベンチュリンの美しさを腕元に届けてくれる一本です。石英（クォーツ）の一種である深いブルーの石は、微細に散りばめられた鉱物の結晶によって独特の輝きを放ちます。光を受けて生まれるこのきらめきは「アベンチュレッセンス」と呼ばれ、生き生きとした表情を生み出すことで、一つとして同じもののない文字盤に仕上がります。

アベンチュリンを文字盤に使う時計ブランドはごくわずかで、時計作りに適したものは特に質が高く、均一な色合いと構造を備えた石に限られます。その加工はとても繊細で、割れやひびを避けながら、精密にカットし、研磨し、丁寧に磨き上げる必要があります。こうして初めて、天然石を活かした特別な文字盤が完成するのです。

アベンチュリンといっても、必ずしも同じものを指すわけではありません。時計の世界で「アベンチュリン」と呼ばれるものは、多くの場合きらめくガラス、つまり本物の鉱物に似せて人工的に作られた素材を意味します。
一方、マイスタージンガーが使用しているのは、本物のアベンチュリン・クォーツ。自然の中で形成されたもので、構造や輝きの点でも唯一無二の存在です。

深みを感じるクラシカルデザイン

デザインはMeisterSingerの人気モデル「365」シリーズのクラシカルなスタイルを踏襲。フォントはヴィンテージ感のある書体で構成され、ノスタルジックな雰囲気を醸し出します。ゴールドカラーの数字は多層印刷されており、立体感ある高級感を演出。5分刻みのラインではなく、繊細なドットで時間の経過を表現しています。時針も美しく磨かれており、懐中時計の時代を彷彿とさせる仕上がりです。

深みを感じるクラシカルデザイン

内部にはスイス製の自動巻ムーブメント「Sellita SW200」を搭載。裏面からその精緻な動きが、6本のネジで固定されたスケルトンバック越しに観察できます。MeisterSinger伝統の“一本針”設計はこのモデルでも健在で、分針も秒針も存在しない潔さが、今という瞬間を見つめ直す感覚を与えてくれます。

【スペック】
モデル：Pangaea aventurine (PMN9908AV)
ムーブメント：Sellita SW200（自動巻）、パワーリザーブ 約38時間
ケース：ステンレススチール、6本ネジ固定式シースルーバック、防水5気圧、サファイアクリスタル
ケース径：40 mm
文字盤：本物のアベンチュリン石（ダークブルー）
ストラップ：コニャックカラーのカウハイドレザー（植物染色）
ドイツブランド、スイス製
スペシャリティ：天然アベンチュリン使用、クラシカルなダイヤルデザイン
日本定価 : 550,000円（税込）
発売予定：9月上旬頃予定

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＜About Us＞

2001年に設立されたドイツ、ヴェストファーレン州ミュンスターに拠点を置くMeisterSingerは、卓越した機械式腕時計を製造しています。シングルハンドの細い針で、時間をほぼ分単位まで読むことができます。この特徴は、初期の時計製作の技術的および文化的伝統に根ざし、独自の方法で時間を読むリラックスした体験を提供します。
34の著名なデザイン賞（ドイツデザイン賞、レッドドットデザイン賞、iFデザイン賞、グッドデザイン賞など）を受賞しているMeisterSingerは、最も評価されている時計ブランドの1つです。現在、16のシリーズ、約50のモデルから成るコレクションを展開しています。
現在、MeisterSinger は 30 か国以上で販売され、そのユニークな時計は世界中で高い評価を得ています。